本日の出来事

いつもお世話になっております。

もうすぐ２月ですね。

いつのまにやら今年も1ヶ月経ってしまいました。

この「いつのまにやら」な感じで１２月まで過ぎてしまって「今年ももう終わりかぁ」って

なるのかなぁと・・・。

これが歳を取るという事ですかね。

 

 

さて、今回のご入庫はこちら

 

シトロエンＣ３Ａ５１

車検でのご入庫です。

元々はもう少し先でのご入庫予約をいただいてたのですが、

エアコンの温度設定ができなくなったとの事で急遽入庫です。

よくよくお話を聞くと、マニュアルエアコンの温度設定ダイヤルが、温度を上げる側に

回らなくなってしまったと。

回そうとしても何かが引っかかった感じでダイヤルが戻ってしまう。

 

マニュアルエアコンでは温度や風量、吹き出し口の設定をダイヤルで操作しますが

そのダイヤルの裏にはワイヤーが繋がっていて、そのワイヤーがエアコンユニット「エバポレーター」の温度や風量、吹き出し口の切り替えフラップのギヤに繋がっています。

そのワイヤーが途中で曲がってしまうと、ダイヤルを回しても曲がった所に力がかかるだけなので

回りきらないし、反動で戻されてしまうんですね。

ワイヤーが曲がってしまう理由としては

・フラップの動きが汚れや埃、磨耗によって渋くなり、ワイヤーで動かす力が負けてしまった

・勢いよくダイヤルを回してしまった為、ワイヤーが動ききる前に力が加わってしまった

等かな、と推測されます。

 

ワイヤーだけの交換で改善されたケースもありますが

切り替えフラップの動き自体が渋すぎるとダッシュボードを降ろしてエバポレーターのユニット交換をするしかなくなります。

特に寒くなってくると色々なモノが寒さで硬くなりますので、その硬くなっている所に負担をかけてしまい、壊してしまう事もありますので、

温まるまで待つとか、負担があまりかからないようにゆっくり動かしてあげるとか

ちょっとだけ気にしてあげてくださいね。